永久歯よりも弱い乳歯には、より慎重なケアが必要です
乳歯や生えたての永久歯といった子どもの歯には、大人の歯よりも虫歯になりやすいという特徴があります。「いつか生え替わるから……」といって虫歯をそのままにしてしまう方もいらっしゃいますが、乳歯の虫歯は後から生えてくる永久歯や将来の歯並びに悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。
さらに、子どもの歯の虫歯は噛む力や食欲にも関係してくるものなので、骨格や全身の成長を妨げてしまう恐れもあります。お子さんのお口に少しでも異変を見つけたら、お早めにさいたま市大宮区の歯医者「井上歯科医院」までご相談ください。
虫歯を作らない3つのポイント
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お口の中に長い時間食べ物があると、口腔内が酸性に傾き、虫歯になりやすくなってしまいます。ダラダラ食べるのはやめ、おやつや食事の時間をしっかり決めておくことが大切です。一度の食事を大事にするという考え方を身につけさせてあげることは、食育の観点からも意味があります。
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飴やチョコレート、キャラメル、クッキーなどは特に糖分（ショ糖）が多く、口の中にも残りやすく歯の溝に溜まりやすいので、虫歯を招きやすい食べ物と言えるでしょう。おやつのときには、キシリトール入りのガムなど、ショ糖が含まれていないものがおすすめ。飲み物もジュースやスポーツドリンクではなく、麦茶などを選ぶとよいでしょう。
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虫歯菌がつくり出した酸によって歯からミネラル分が溶けはじめる食後30分以内に、ブラッシングをする習慣をつけるようにしましょう。また、歯ブラシがない場合などは、お茶やお水でお口をゆすぐだけでも効果があります。
「仕上げみがき」が重要です
お子さんにとってブラッシングは簡単なものではありません。小学校くらいまではみがき残しがあって当然なので、親御さんが丁寧に仕上げみがきをしてあげるようにしましょう。仕上げみがきの際には、お子さんの口の中に変化がないかなどもしっかりチェックしてください。そして少しでも異変がある場合には、なるべく早く歯科医院へお連れいただき、診察や検査を受けることをおすすめします。
歯を守るための小児歯科メニュー
ブラッシング指導
| 毎日のブラッシングは虫歯予防の基本です。お子さんの発育の段階や歯の状態に合わせたブラッシング指導を行います。また、親御さんにも仕上げみがきの方法もアドバイスいたします。 |  |
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フッ素コーティング
| 歯質を強化するフッ素を歯の表面に塗り、虫歯を予防します。歯の再石灰化（酸によって歯から溶け出したミネラル分を吸収する作用）が促され、ごく初期段階の虫歯であれば治る場合もあります。また、定期的なフッ素塗布によってより高い予防効果が期待できます。 |  |
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シーラント
| 生えたての奥歯（永久歯）には、細くて深い溝があります。そこにフッ素が入っているレジン（歯科用プラスチック）を埋めておき、食べカスが詰まるのを予防するのがシーラントです。生えたての奥歯は虫歯になりやすいので、とても効果的です。 歯を削って詰めるわけではありませんので保険適用となります。 |
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