2026年2月05日

ホワイトニングのメリット・デメリット

どんな治療にもメリット・デメリットがあります。ホワイトニングは歯を白くできますが、その一方で知覚過敏になりやすい、歯ぐきにしみることがある等、デメリットもあります。ホワイトニングのメリット・デメリットを表にしたので参考にしてください。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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ホワイトニングの副作用
ホワイトニングは強い薬剤を使うため、歯や歯ぐきがしみることがあります。当院が行っているホームホワイトニングは安全性が高い薬剤を使っておりますが、稀にお痛みが出る患者さんがいらっしゃいます。何か不具合がございましたら、すぐにご相談ください。
では、ホワイトニングにどんな副作用があるのかを詳しくみていきましょう。
知覚過敏

ホワイトニングは強い薬剤を使うため、歯や歯ぐきがしみることがあります。ホワイトニングには過酸化水素や過酸化尿素(過酸化尿素は分解されて過酸化水素になります)を使っています。過酸化水素とはいわゆるオキシドールのことです。
通常、歯の表面にはペリクルと呼ばれる薄い膜があり、歯の表面のバリアを作っています。しかし、ホワイトニングをすると、薬剤によってペリクルが剥がれてしまい、歯の表面が刺激に弱い状態になり、知覚過敏が出やすくなります。
ほとんどの場合、ホワイトニング直後の一過性の痛みなのでしばらくすると落ち着いてきます。我慢出来ないほどの痛み、知覚過敏がずっと続く場合はご相談ください。
歯肉に痛みが出る

ホワイトニングの薬剤が歯肉に付いてしまうと、痛みが出る場合があります。ホームホワイトニングは、ご自身でマウスピースにホワイトニングジェルを注入して、マウスピースを付けてもらいます。ホワイトニングジェルを入れすぎてしまったり、マウスピースの縁にジェルが付いていると、歯肉にもジェルが付いてしまい、痛みが出る原因になってしまいます。
ジェルが歯肉に付かないように、用法用量は守ってください。
後戻りしてしまう

ホワイトニングの白さは永久的ではありません。半年後〜1年後には後戻りしてしまいます。後戻りの原因は、飲食物や喫煙などの外因的なものもありますが、加齢や唾液の成分などの内因的なものによることもあります。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるコツをご紹介します。
- 毎日の歯磨きを丁寧に行う
- ホワイトニング直後は色の濃い飲食物を避ける。また、色の濃い飲食物を摂取した時はできるだけ早くうがいや歯磨きを行う。
- 喫煙を避ける
- 定期検診も兼ねて、歯科医院で歯のクリーニングを受ける
着色が付かないような生活習慣を心掛けましょう。
効き目に個人差がある

ホワイトニングには効き目に個人差があります。
- 元々のご自身の歯の色
- エナメル質の厚さ
- 生活習慣(喫煙や飲食物)
- 加齢
- 唾液の成分
ご自身の体質や歯の元々の色が、ホワイトニングの効き目や後戻りの速さに影響します。
歯の白くなりやすさは個人によって異なり、また、個人の好みによって理想の白さが異なるので、目標とする白さによっては何度かホワイトニングをする必要があります。
色ムラができることがある

稀にホームホワイトニングで色ムラができることがあります。ホームホワイトニングをするときには、こちらのようなことに気をつけましょう。
- 薬剤であるホワイトニングジェルをマウスピースに均一に塗布する
- マウスピースをしっかりとはめる
- ホワイトニングをする前に歯磨きをする
- ホワイトニングジェルの用法用量を守る
- ホワイトニングの時間を守る
歯の性状や形によっては色ムラができてしまうこともあるので、その場合はご相談ください。また、ホワイトニングを初めてすぐは、一時的に色ムラや白斑が見られることもありますが、続けていくうちに目立たなくなることも多いので、自己判断で勝手にやめることは避けてください。
ホワイトニングの注意点

残念ながら、ホワイトニングでどんな歯でも白くできるわけではありません。また、ホワイトニングができない方もいらっしゃいます。こちらではホワイトニングの注意点をご紹介します。
白くならない歯がある
ホワイトニングは、どんな歯でも白くできるわけではありません。こちらのような歯はホワイトニングで白くすることはできません。
- 人工歯や被せ物
- 以前、虫歯治療で神経を取った歯
- テトラサイクリン歯
ホワイトニングできませんが、ホワイトニングに代わる治療法があるので、お悩みの方は諦めずにご相談ください。
ホワイトニングできない方
こちらの条件に当てはまる方は、ホワイトニングできないのでご注意ください。
- 18歳未満:永久歯が対象なので18歳未満の方はお断りしております。
- 妊娠・授乳中の方:薬剤が胎児・母乳に対して安全性が確立されていません。
- 無カタラーゼ症:カタラーゼとは過酸化水素を分解する酵素のことですが、無カタラーゼ症の場合、ホワイトニングの薬剤の成分である過酸化水素を分解できない体質のためホワイトニングできません。
ホワイトニングに注意が必要な方
ホワイトニングができないわけではありませんが、こちらの条件に当てはまる方は注意が必要です。
- 知覚過敏がひどい方
- 歯にヒビや欠けがある方
- エナメル質形成不全の場合
- 自己管理が苦手でホームホワイトニングできない方
まとめ
ホワイトニングには副作用がありますが、ほとんどの場合が一過性のもので、落ち着くことが多いです。当院のホームホワイトニングで使用する薬剤は、安全性の高いものなので副作用も少ないですが、何か不具合があればすぐにご相談ください。
ホームホワイトニングは自己管理で行う必要があるので、用法用量を守りながら行いましょう。