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小児のむし歯はなぜ急に悪化しやすいのか

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2026年5月20日

小児のむし歯はなぜ急に悪化しやすいのか

こんにちは、井上歯科医院です。

気付いたときには、お子さんのむし歯が大きくなっていた、なんて経験はありませんか?

小児の歯は永久歯と比べてむし歯になりやすく、むし歯の進行が速い傾向があります。乳歯のむし歯は急に悪化しやすく、歯の内部にある歯髄にまですぐ広がってしまいます。歯髄にまでむし歯菌が到達すると、痛みがひどくなる、治療が長くなる、後からはえてくる永久歯にも悪影響を及ぼしてしまいます。残念なことに歯を残すことも難しい場合もあります。

こちらの記事では、小児のむし歯がなぜ急に悪化しやすいのか、どうしたらお子さんの大切な歯を守れるかについてお伝えしたいと思います。

お子さんのむし歯が気になる方はぜひ参考にしてください。

小児のむし歯が急に悪化しやすい理由

乳歯や、はえ始めの永久歯のむし歯は、進行が速く、気づいたら歯髄にまでむし歯が到達していた、なんてことも珍しくありません。

なぜ小児のむし歯が急に悪化しやすいのかをみていきましょう。

エナメル質が薄く柔らかい

乳歯や、はえ始めの永久歯のエナメル質は、大人の永久歯に比べると薄く、厚さが約半分ほどしかありません。エナメル質、象牙質ともに薄く柔らかいので、酸に弱く、むし歯になりやすいです。虫歯はすぐに広がり、短期間で歯の神経である歯髄にまでむし歯になってしまうことも珍しくありません。

自覚症状が出にくい

乳歯は永久歯に比べて痛みを感じにくいです。むし歯がある程度の深さまで進んでいても、違和感を感じないことがあります。そのため、お子さんが痛みを感じたときには、既にむし歯がもう歯髄にまで広がっている、なんてこともよくあります。歯医者の定期検診で、むし歯がないかどうかチェックしてもらいましょう。

おやつをダラダラ食べている

お子さんが、飴やチョコレートを長々と舐めている、ジュースをよく飲んでいることはありませんか。おやつや間食をダラダラ食べていると、口の中に常に糖分がある状態になります。

むし歯菌は糖分をエサにして繁殖し、むし歯菌が作り出す酸で歯が溶けてむし歯になります。それに加え、本来は唾液の再石灰化作用で歯が強くなりますが、口の中に常に糖分がある酸性の状態だと再石灰化が間に合わず、むし歯ができやすい状態になってしまいます。おやつや間食は時間を決めて食べるようにしましょう。

歯磨きがうまくできていない

お子さん一人では、歯磨きが上手にできず、磨き残しがあることが多いです。特に奥歯の溝歯と歯の間歯と歯肉の境目は歯ブラシの毛先が届きにくく、むし歯になりやすい箇所です。1日に一度は仕上げ磨きをすることをおすすめします。

小児のむし歯の影響

むし歯は早期発見、早期治療が大切です。むし歯は放っておいても自然に治ることはありません。特に乳歯のむし歯は、歯並びや後続永久歯にも悪影響を与えるので、必ず治療するようにしましょう。

こちらでは、小児のむし歯を放っておくとどうなるかを解説します。小児のむし歯は気づきにくいので歯医者の定期検診でチェックしてもらうことをおすすめします。

永久歯がうまく形成されない

乳歯のむし歯を放っておくと、むし歯菌が歯根の先にまで広がり、その下にある後続永久歯の発育や形成を邪魔します。後続永久歯のエナメル質が形成不全になったり、着色がついたり、むし歯に弱い歯になってしまいます。永久歯を守るためにも、乳歯がむし歯にならないようにしましょう。

歯ならびが悪くなる

乳歯がむし歯になり、歯が崩壊したり抜けたりしてスペースができてしまうと、両隣の歯が徐々に傾きながら寄ってきます。そうなると、永久歯がはえるスペースがなくなり、永久歯が重なってはえる叢生になりやすく、歯並びが悪くなります。また、それに伴って噛み合わせも悪くなります。

永久歯のむし歯を引き起こす

乳歯のむし歯が多いということは、口の中にむし歯菌がたくさん繁殖していることを意味します。むし歯菌が多いままで永久歯がはえてしまうと、永久歯もむし歯になりやすいです。乳歯にむし歯が多い方は、毎日の歯磨きを頑張って、口腔内環境を改善しましょう。

小児のむし歯を防ぐには

小児のときにむし歯菌が多い環境を作ってしまうと、永久歯までむし歯になりやすくなります。歯はむし歯で欠けてしまうと、二度と元に戻りません。お子さんの大切な歯をむし歯から守る方法を、こちらではご紹介するので、ぜひ実践してみてください。

仕上げ磨きをする

小児は手も小さく、まだ歯磨きにも慣れていないため磨き残しが多く見られます。そのため、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。夜寝る前だけでいいので、仕上げ磨きをしてあげてください。その際には、フロスや糸ようじを使用して、むし歯になりやすい歯と歯の間もキレイにしてあげましょう。

おやつや間食に気を付ける

お子さんがおやつや間食をダラダラ食べてはいませんか。お子さんは補食のために、お菓子や間食は必要ですが、ダラダラ食べ続けることは歯に良くありません。ダラダラ食べていると常に口の中に糖分が残り、むし歯になりやすい環境を作ることになります。おやつや間食は時間を決めて摂ることにしましょう。

歯医者の歯科検診に通う

むし歯は早期発見・早期治療が大切です。特に小児のむし歯は気づきにくく、痛みが出る頃には歯髄にまでむし歯が広がり手遅れになることも珍しくありません。歯医者の定期検診では、むし歯や磨き残しのチェック、歯磨き指導を実施しています。また、歯を強くするためのフッ素塗布も実施しているので、歯医者の歯科検診には通うようにしましょう。

まとめ

乳歯やはえ始めの永久歯はむし歯になりやすいです。むし歯菌が多い環境では、乳歯のみならず一生使い続ける永久歯までもむし歯になる可能性が大きくなります。乳歯のうちから、むし歯にならないように丁寧に口腔ケアをすることが重要です。歯磨きをお子さん一人でしてもらうことは習慣づけのために大切ですが、まだ一人で完璧に歯磨きをするのは難しいと思います。仕上げ磨きや、歯医者での歯科検診で大人がフォローし、むし歯にならない口腔環境を作ることが大切です。

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